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2014/01/26

OUTFEELの低価格テントレビュー

久々のキャンプ道具レビュー話!! 写真撮影したのは一去年の夏なんですが、ブログに書くのを忘れていまして... 季節感のない写真ですみません。


筆者のテント選びですが、自転車キャンプの機会が多いので、軽くてコンパクトというのが重要です。ついでに値段も安くて笑。「なんか良いテントないかな~」とWEBをぶらぶらするのですが、まれに無名ブランドのテントで「これは!!」と思う製品がありますよね。でも、なんかヤバそうなんで敬遠していましたが、まあ物は試しにという事で購入してみましたよ。

購入したのは、[OUTFEEL]のOFT2015Fというテントです。現在はもう取り扱いしていませんが、他ブランドで同型のテントが販売されていますので、参考になれば幸いです。このテントの特徴を挙げますと...
■フルフライで天頂部2箇所にベンチレーションあり
■インナーテントもメッシュ部あり通気性抜群
■出入り口は2箇所
■軽い!!: だいたい2.2Kg
■2名が寝れるインナーサイズ: 幅200×奥行150×高さ110cm
■収納サイズもコンパクト: 長さ49×奥行15×高さ15cm
■まあまあの耐水性: フライ耐水圧2000mm、フロア耐水圧3000mm
■素材:
    [フレーム] 7.9mmアルミ
    [フライシート]ポリエステル
    [インナー]ポリエステル撥水加工
    [フロアシート]ポリエステルオックスフォード 
    [メッシュ]ポリエステル
■付属品:本体、フライシート、収納ケース、ペグ10本、ロープ4本
■なかなかの低価格: 4,950円

そう、軽いんですね、このテント。2.2Kgは自転車キャンプには嬉しい重量です。収納サイズが小さいのも大切ですね。さてさて、実物はどんなもんでしょうか... では行ってみましょう!!

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まず収納袋はこんな感じです。なんとコンパクションベルトが付いていて、バックルでカチッと締め上げる事ができます。これは意外!!


では、ご開帳~
黒色のインナーテントフロアシート部にくるまれて、ドームテントにお馴染みのパーツが現れました。フロアシートはペラッペラに薄いです。軽さの秘密はここにあるのでしょうか?


ペグとポールです。ああ、なるほど。アルミポールが凄く軽いですね。FRPのポールとは比べ物になりません。これも軽さの秘密ですね。ペグはスチールの細い棒ペグです。土・芝には使えますが、砂利にはちょっと厳しいかもしれません。


ではインナーテントを立ち上げてみましょう。
ポールはインナーテント4隅にあるベルトのグロメットに差し込む方法で、なかなかの組み立てやすさ。天頂部のポール交差部分は紐を結ぶ方式なので、別途マジックテープ付きベルクロなどを用意しておくと組み立てやすいでしょう。


出入り口は前後2箇所あり、両方ともクローズとメッシュを選択できます。天頂部は大きなメッシュになっており、しっかりした通気性が確保されています。はっきり言って夏向きテントですね~。先にも書きましたが、黒いフロアシート部はフニャフニャペラペラなので丈夫なグランドシートを用意しましょう。


次にフライをかぶせてみました。前後にファスナーがついていますね。でもフライは前後対照ではなく、前室があるのは片方のみです。


ガイドロープを固定する部位はこんな感じです。この辺りは価格相応ですね。まあ使えればOK!!


フライの固定はこのようにバックルでパチっと差し込んでベルクロを引っ張る方法です。この使い勝手は価格を超えるものを感じますね。嬉しいスペックです~。



フライを開いて見ますとこんな感じです。たくし上げたフライは紐でしばって固定します。


前室は靴を置くのに十分な広さがありますね。さすがにココで煮炊きは無理ですね笑


テント内から見るとこんな感じです。出入り口と天頂部のメッシュが大きいので、なかなか開放感がありますね。天頂部のベンチレーションもこれだけ大きければ良く機能しそうです。まあ、逆にフライ裏面の結露がポタポタ垂れてきそうな予感もしますが...




ランタン吊り下げようのループ... というか紐がぶら下がっています笑。


で、組み立ててから良く細部を見てみますと... 縫製はもの凄くやっつけ仕事です。あちこち糸がピロ~ンと... ミシンの迷いが散見されたり... また縫い目の防水テープ処理はありませんでした。この品質は覚悟してたので、こんなもんでしょう。このテントを使う時にはキャンプ道具にミニ裁縫セットを忍ばせておきましょうね。




ということで、[OUTFEEL]のOFT2015Fでした。値段・重量・サイズはなかなか評価できますが、品質・耐久性は有名ブランドに比べるとダメダメです。でも、使えない訳ではありませんし、逆に品質を自分で補修したり改良して楽しめる人なら、結構遊べる一品だと思います。

なんか、このアルミポールを別のテントに流用しちゃおうか...とも考えたりして。ちなみに筆者が自転車ツーリングキャンプで使っているテントは左の2種です。レビューはココココにありますので、ご興味あればどうぞ。でもこれらは前室が小さいんですよね... で、最近気になっているのが右の2種です。自転車で運べる重量ながら、まあまあ広めの前室があって!! 前室遊びが楽しそうなテントですね。使ってみたい~
   

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4 件のコメント:

大空を自由に舞う小鳥 さんのコメント...

こんにちは。

安くてもなかなかいいテントがあるんですね。
雨じゃなければ十分かもしれません。^^;

suzukiwaruko さんのコメント...

大空を自由に舞う小鳥さん、おひさしぶりです。

そうですね、雨天でなければ大丈夫だと思います。そもそも晴れてないと自転車キャンプ行かないので、筆者のテントに防水性能はあんまり関係なかったんですワー。

藤井未央 さんのコメント...

はじめまして。アウトドアメディア「CAMP HACK」のライターです。「ツーリング テント」特集記事にてこちらの魅力的なお写真を是非使用させていただければと思います。ご都合悪い場合は削除いたしますのでご連絡いただければ幸いです。info@spacekey.co.jp

suzukiwaruko さんのコメント...

藤井未央さま、こんにちわ。

当ブログの筆者わるこです。
CAMP HACK見ました。
すごく面白い~ わたくしのツボを突かれました!!

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